犬の白目

逆流性食道炎の気がしてならない人が書きます

12月31日から1月5日のこと

12月31日(土)

父と本屋に行き、友だちにおすすめしてもらった年森瑛『N/A』を買う。知らなかったけれど、父のマスク仕草があまり良いものではなく軽くショックを受けつつ注意する。

『N/A』の方は凄まじく、久しぶりに読書に没頭できた。主人公まどかに完全には共感できないけど、大人になってしばらく経った今だって月経が煩わしい。

 

1月1日(日)

ここら辺から曜日感覚がおかしくなる。10時のチケット争奪戦に秒で敗れた後、高校からの友人に会う。賀茂神社に行くも参拝客の行列に並ぶ気が失せ、脇にあった小さな合格祈願の神社に参拝する。面倒くささがチューニングせずとも合う関係は楽。でも神社に参拝するのは思うところがあるので、今年で終わりにしたい。厄除けが終わってからにするのが自分という人間の小ささを感じる。

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ここでもアクスタと撮る。おじいさんにガン見された。

 

1日は当たり前にほとんどのお店が閉まっていて、サイゼリヤに行き、みんなでマッチングアプリの話をだらだらする。アプリに何の期待もしていないので、いいねくれた人からよっぽどじゃなければいいねを返すと話したら、「使い方男やん」と言われた。語弊がありすぎる。そういうもんじゃないの??候補が無数に湧き上がってくるし、嫌だったらブロックすればいいしで、アプリの構造上相手が人ということを忘れてしまいがち。もう少し誠実に対応したいけど、それでゴミみたいな返しがくると消耗するしで、アプリへの向き合い方は一種の防衛反応なんだと力説したかったけどやめた。

何を話しても結局人だよねに終結してしまい、物足りなさを感じる。私はもっと悪口が言いたい。

その後プリクラを撮り、最近の機種にワーキャー言い解散。自宅まで送ってもらう。途中、友だちの旧家を見に行く。場所はなんとなく聞いていたけど、見に行くのは初めてで、新しい家が建っていた。話す内容もファミレスでだべるのも毎年大きく変化はないけど、たしかに年齢を重ねている。

 

1月2日(月)

母から『すずめの戸締まり』が観たいと言われ、興味がなかったけれど、父と母を二人きりにするのも忍びなく、ついていく。子は鎹。

利府ジャスがリニューアルされていたのは知ってたけど、巨大施設になっていて、映画館も座席の間にロールカーテンのパーテーションがついていて、庶民な我々は一瞬プレミアムシートかと勘違いした。快適である。

映画の方は、『かえるくん、東京を救う』を連想せずにはいられない感じ。新海誠のボーイミーツガールはあまり肌には合わないのだけど、今までの中では観やすかったような。

夜に実家を後にする。今年も食糧を持たされて、身軽で帰りたいから断ったけど、それでも持たされて、自宅の最寄駅に着いた時その重さになんとも言えなくなる。お餅は有り難く頂くけど。

 

 

1月3日(火)

首を寝違えて、痛みを感じながらシャワーを浴びたのが良くなかった。一人なのに痛い!と叫ぶ程に痛い。ほとんど横になったまま過ごす。せっかくマヂカルラブリーno寄席を買ったのに、痛みで観れずBGM代わりにして寝入る。

 

 

1月4日(水)

仕事始め。寝違えが今日も痛く、この日はお正月休みからのリハビリと納得してダラダラ仕事する。PCのパスワードを忘れているかと思ったら、しっかり覚えていてそれだけで今日は合格!これくらい意識の低い会社員もいるのだから、もし春からちゃんと働けるか不安に思う学生さんがいたら安心してほしい。

 

 

1月6日(金)

今年から異動になったのでその顔合わせ。自己紹介ってどこまで話せばいいものかいつも迷う。新部署は面白いことを言うような人がおらず、安心した。会社の中でウケ狙いに走るような人が苦手だ。例えば集合写真の前列で寝転ぶような。